喜ばれる人になりなさいってどんな本なの?
読んだ人の意見が聞きたい!
こういったお悩みを解決していきます。
- 誰かのために何かしたい方
- 子育て中の方
- 経営者の教えを知りたい方
本の紹介・あらすじ要約
本書は「人は話し方が9割」の著者である永松茂久さんが書かれた本である。
「人は話し方が9割」は2020年のビジネス書売り上げランキング1位を獲得した名作である。
永松さんは今回紹介する本「喜ばれる人になりなさい」は出版業界で1位になるまでは書かないと決めていました。
そんな本書は母と息子の物語。
母は昔から「喜ばれる人になりなさい」と言っていた。
息子は難しいことを聞かされていると思い、その話とは無縁だと思い聞き流していた。
息子は大人になり、夢を追うために旅に出た。
その旅の先々で出会い、助けてくれた人々も口を揃えて言いました。
「喜ばれる人になりなさい」と。
電話の向こうで苦しくうめくような声と、周りで母の名前を叫ぶ声が重なる。
息子は電話を切り、講演の仕事に戻る。
息子は「喜ばれる人」になるために質問に一生懸命答えた。
幼いころからの教えに従って。
今、あなたのお母さんは笑っていますか?
この言葉から始まる。
そんな本書は6章に分けられている。
- おかげさま母さん
- ギフト屋母さん
- 応援母さん
- MOTHER
- 僕は必ずあなたを日本一の母にします
- 喜ばれる人になりなさい
本書から得た知識
本書から得た知識は3つあります。
- 成功者は「喜ばれる人」である
- 母の教育論
- 非効率なことほど感動が生まれる
それでは1つずつ紹介していきます。
成功者は「喜ばれる人」である
永松さんは幼少期の頃から母に「喜ばれる人になりなさい」と言われていた。
私がこれまで読んできた本にも同じようなことが書かれていました。
では、喜ばれる人とは具体的にどんな人なのか。
答えは、「徳」を多く持っている人です。
お金には二種類あり、「目に見えるお金」と「目に見えないお金」がある。
「運」は「目に見えないお金」で買える。
目に見えないお金のことを「徳」という。
では、「徳」はどうやって増やすのか。
「徳」は喜ばれることをしたら1個貯まり、人に気付かれないようにしたらボーナスで10倍貯まると記されていた。
この世の中には「おかげさま」と呼ばれる神様がいる。
その神様はあなたの身の回りの物やサービスを提供してくれている人々である。
あなたが毎日何気なく着ている洋服、使っている家具などはあなたのことを思って一生懸命作ってくれた目に見えない人たち(おかげさま)がいて使えている。
「おかげさま」は多くの「徳」を持っていると言える。
なぜなら、多くの人を喜ばせているから。
誰かの「おかげさま」になれて初めて「徳」を得ることができ、「運」を買える。
「運」は買えば買うほどあなたに良いことが起こる。
つまり、沢山の人を喜ばせ、「徳」を多く得ることであなたの人生を豊かにすることができるのです。
これが成功者の秘訣と言える。
あなたは誰かの「おかげさま」になって喜ばせられていますか?
母の教育論
本書のサブタイトルの「読み終えた瞬間、お母さんに電話したくなる本」にあるように、読者の中で反響が大きかったのは子育て中の母である。
永松さんの母は、チャレンジ精神が旺盛で沢山の事を行っていました。
その中でも、お坊さんの資格をもっており多くの人の悩みを聞いてはカウンセリングをしていました。
ある日、子供が引きこもりで困っていると相談をしに来た一人の母がいた。
その母は、子育て勉強会にも行き「本人の自己肯定感が足りてないので、とにかく褒めて育てなさい」と言われたそう。
それを聞いた永松さんの母は、「それをしたら子供をダメにするんじゃない?」と返答。
子はいつか社会に返す存在であり、褒めて育つと家では通用しても社会では通用しないからである。
ダメなことをダメと言えるのも愛であり、子供を信じているからこそ厳しいことも言える。
そもそも母はうるさくて当たり前の存在であり、聖母マリアを目指すのは無謀だと断言している。
そんな考えを持つ永松さんの母は、母として3つの事だけを決めている。
- 子供に対する心配をする時間があるなら、それを自分の好きなことをやる時間に変えること。
- 子供がどんな状態であっても、お母さん自信が自分の機嫌は自分でとりながら明るく生きること。
- 何があっても子供の味方でい続けること。何があっても子供の未来を信じること。
子供は親の背中を見て育つものです。
親が好きなことに熱中している姿を見て何も思わない子はいないと思います。
人は環境で育つものですから、親が好きなことをして生きているのを見て育つと自然と子も好きなことをして育つようになるのではないでしょうか。
私の父も好きなことを職にしています。
父はしんどいと言いながらも毎日楽しそうに仕事の話をしています。
そんな父を見て私も好きなことを職にしたいと思って頑張っています。
そんな私を見て母はいつも味方でいてくれています。
私が何かチャレンジしようとすることを伝えると最初は心配して言い寄ってきますが、最終は背中を押して沢山の事をチャレンジさせてくれます。
感謝しないといけないですね。
人間なので機嫌は悪い時もありますが…
こんなことを書いて読まれたら嫌なので私の両親の話はここらへんで終わっておきます(笑)
非効率なことほど感動が生まれる
永松さんは「陽なた家」と言う飲食店をオープンした日にスタッフの一人が誕生日だったので厨房のすべてを止め、電気を消して全力でバースデー祝いをした。
このバースデー祝いがお客さんに大反響だった。
料理の事よりもバースデーの事ばかりの感想ばかりだった。
永松さんの母はこのイベントは取り上げるべきだと言う。
しかし、永松さんは効率が悪いからやるべきではないと言い放つ。
効率を求めることは大事である。
しかし、非効率なことを行うことで「私のためにここまでやってくれるのか」と感動が生まれる。
他のお店が効率が悪いからと思い行わないことを行うことで人に感動を与えることができる。
加えて、他のお店との差別化をすることもできる。
「陽なた家」は非効率的なことを率先して行ったことから軌道に乗れたと永松さんは記している。
まとめ
- 喜ばれる人とは「徳」を沢山持っている人
- お金には「見えるお金」と「見えないお金」がある
- 「見えないお金」=「徳」
- 「徳」は「運」を買うことができる
- 「徳」は喜ばれることをしたら1個貯まり、人に気付かれないようにしたらボーナスで10倍貯まる
- 自分の周りには「おかげさま」と呼ばれる神様が沢山いる
- 子はいつか社会に返す存在
- ダメなことをダメと言えるのも愛
- 母としての3つの決め事がある
- 非効率なことほど感動が生まれる
- 非効率なことをすれば他の店と差別化できる
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