CHANCE チャンスってどんな本なの?
読んでどんな知識が身に付くの?
CHANCE チャンスについて詳しく教えて!
こういったお悩みを解決していきます。
- 成功の秘訣を知りたい方
- 人から嫌われるのが怖い方
本書のあらすじ・要約
本書は犬飼ターボさんの書かれた作品である。
犬飼ターボさんが経験した内容をもとに半分実話で作られた作品である。
24歳で一人で独立し、中古車販売業を行っていた泉卓也という人物がいた。
独立したものの、中々売り上げが上がらない日々だった。
そんな毎日の中で卓也は、「自分は起業家に向いていない」、「お金稼ぎとは相手を騙すもの」だと思い始める。
ある日、赤いポルシェに乗った本物のお金持ちである弓池と出会う。
卓也はこの出会いをきっかけに、弓池と対談することになる。
卓也は、その対談で成功の秘訣を沢山聞き出すことができた。
卓也は、もっと教えを乞うが「本気で学ぶつもりがあるなら、課題をクリアしてからだ」と弓池は言う。
その課題をクリアしていき、卓也は成功者になるための秘訣を学んでいく物語である。
そんな本書は11個のチャプターで構成されている。
- 出会い
- 奪い合う競争世界
- 2つの課題
- 人生は自分の考えた通りになる
- 人生の目的を見つける
- 訪れたチャンス
- 人生のすべては順調に進んでいる
- 許しの学び
- 成功の上昇気流に乗る
- 富と名声に満たされた日々
- 成功者からの贈り物
成功者には共通するものが多くあり、その共通部分を主人公である卓也と一緒に学ぶことができる一冊です。
まさに、成功者の秘訣が凝縮された一冊になっています!
本書から私が得た知識
本書から得た知識は3つあります。
- 成功とは何か
- 何をするかでなく誰とするか
- 人間は自分と同じ行動を相手もすると考える
それでは1つずつ紹介していきます。
成功とは何か
弓池は人生において成功するためには4つの領域が必要だと話している。
- 経済…ビジネスや投資などお金に関すること
- 健康…肉体的な健康
- 愛情…家族や友人との関係
- 精神…人格とか感情とか
上記の4つの内1つでも欠けると人生で成功したとは言えない。
ほとんどの人がビジネスに健康や愛情、精神が関係していることに気付けずにいる。
お金儲けはお金儲けだけで切り離して考えてしまってはダメである。
では、経済・健康・愛情・精神がどのように相関関係にあるのか説明していく。
成功のための4つの領域
経済がそれぞれに与える影響を考えていく。
経済に問題があるとは、お金に困っている状況である。
お金が無いと、病気になっても栄養のあるものを食べられず、健康状態に影響が出る。
お金が無いと、離婚の原因として経済的な問題も多くなり、愛情にも影響が出る。
お金が無いと、生活にストレスがかかり、最も精神には影響が出る。
このように、4つの領域は全て密接に関係している。
1つでも疎かにしてしまうと、成功は遠のいてしまう。
このように、全ての出来事が人生の中の1つのパーツであるということを忘れずに毎日を過ごすことが大事である。
この4つが満たされて初めて成功者と言える。
では、この4つをどう満たすのかを説明していく。
成功者の真似をする
上記の4つを満たすためには、成功者の真似をするべきである。
自分が成功者と思えなくとも、成功者ならこうするかもと思う行動をするのである。
おそらく、大体の人が考えてから行動してしまう。
しかし、これでは成功者としての考えは身に付かない。
順序を逆さまにし、行動、言葉、考えの順で行う。
お金に関する考えを変えたいなら、成功者がとる行動をする。
自分に不利益だとしても、そう考える前に行動する。
例えば、募金など。
募金をした後は、「お金は足りている」「私は豊かだ」と言葉に出す。
これを当たり前にできたときに初めて考え方を変えることができたといえる。
すなわち、成功者の考え方を取得できるのである。
このように、成功者ならこうするかもと思う行動を自分の利益に関係なく行動に移すことが重要である。
そうすることで、4つの領域を満たしていく道筋が見えてくる。
何をするかではなく誰とするか
私はこの内容を読んで感心してしまった。
私はこれまでに面接をしてもらう立場でしかなかったが、面接をする立場の人がどのような考えで質問をしているのかが理解できた。
弓池は「ビジネスで大切なのはパートナーだ。何をやるかよりも誰とやるかの方がずっと重要なんだ」と言っている。
これを言われた背景として卓也は、スタッフを雇う際にミスをして店に損害を与えてしまった。
スタッフを選ぶということは自分の代わりにお客さんに接する人を選ぶことである。
この選択をミスしてしまうと、自分にも店にも大きな打撃になってしまう。
逆に言えば、適切なスタッフを選べば自分の仕事は軽減されたり、自分がやるよりもうまくいったりする場合もある。
この適切な人を採用できるかは面接で見極めるしかない。
面接をする際に準備することは2つある。
- どういう人物が欲しいか
- どういう人物に来てほしくないか
この2つを具体的に書き出しておく。
客観的な声を聞ける質問をする
具体的に書き出した後は質問を考える。
質問を考える際に大事なのが、「面接で自分のことを悪く言う人はいない」ことである。
だったら、客観的な声を聞ける質問をするのである。
例)あなたは周りからどんな人だと言われますか?
客観的な質問をすることでその人の感性も試すことができる。
周りの人が自分のことをどう思っているかは感性が鋭くないと察せれない。
日頃から相手の立場に立って物を考えているかが一目瞭然になる質問である。
このように、客観的な質問はこちらに有益な情報を得られるのである。
行動パターンは繰り返す
もう1つ大事なのが、過去の行動パターンを質問するのである。
誰でも未来のことは言いたい放題である。
採用されたいために、「この会社を○○したい」などは誰でもいえる。
しかし、過去の行動は変えられない。
過去にやったことのない行動より、過去にやったことのある行動の方が人は行いやすい。
だから、過去の行動を聞き出す。
例)過去に働いていた職場で売り上げに貢献したことはありますか?
しかし、やったことのない嘘を言う可能性もある。
その場合は、結果を聞き矛盾が無いかを確かめる。
こうすることで、その人が正直な人なのかも分かる。
このように、行動パターンを知ることでその人がどんな人物なのかを知ることができる。
人間は自分と同じ行動を相手もすると考える
あなたは人から嫌われるのが怖いですか?
本書の主人公である卓也も弓池から嫌われるのを恐れて、出来る自分を振舞っていた。
この、周りから重要な人物として見られたい欲求や人から良く思われたい欲求は向上心や自己実現に繋がる。
しかし、この欲求が強過ぎると誰かの目を気にしたりする失敗者になってしまう可能性がある。
卓也は典型的な失敗者パターンだった。
ここで弓池は卓也に「人間は自分と同じ行動を相手もすると考える」と言った。
人を見下す人は、人を見下すのを恐れる。
人を嫌いやすい人は、人から嫌われるのを恐れる。
人を裏切る人は、人から裏切られるのを恐れる。
と言うことである。
私にも当てはまる部分は多くある。
そんな自分だと気付けた時点で自分を許し、褒めることが重要である。
自分を許せる人間は他人も許せる人間である。
まとめ
- 人生において成功するためには4つの領域が必要
- その4つを満たすためには成功者の真似をする
- 行動、言葉、考えの順で行う
- ビジネスは何をするかではなく誰とするか
- 人を選ぶ際は客観的な声を聞ける質問と、行動パターンを知れる質問をする
- 人間は自分と同じ行動を相手もすると考える
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